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代表ごあいさつ

2021.05.20ブログ

Jewelry Story

代表ご挨拶

宝石販売を始めたきっかけ

私の生まれ育った国スリランカは「アジアの真珠」と呼ばれる程

古くから宝石と親密な関わりをもっていました。当時私は18歳

まだハイスクール(高校)の学生で将来をどうするか?進路に悩んでいた時でした。

たまたま知人に本物の“スターサファイア”を見せてもらった時だった。

偶然にも太陽の真下で見たスターサファイアの

“スター”の美しさに魅了され、衝撃を受けた。

うちの家系が商売人だったこともあるのか、その時私は思った…

これが“運命の仕事”かもしれないと。

それから数日後、思いきって母にお願いして

ビジネスを始める資金として日本円にして

約25万(当時Sri Lankaの1か月分の生活費約3万円)を母に借りた

当時そんな大金は家にあるはずもなく、生活の基盤である田圃を担保にいれて

母が用意してくれた、本当に大事なお金だった。

そのお金を握りしめて、宝石取引の為のマーケットを探し歩いた。

始めての宝石のマーケットは、スリランカから集まった現地人で賑わっていた。

なんの知識もない私はただオロオロするばかり

周りを見て同じ様な方法で、思いきって値段交渉をしてみた。

手をハンカチで隠しながら指の本数で値段を決めるやり方だった。

私は交渉を持ちかけた現地人に、”スターサファイア”がほしいと言った。

現地人から指が出された・・・これは5,000ルピー…と思い

高いのか?安いのか?分からないままに“OK”と返事をして交渉が成立した。

…騙されていたのだ、本当は“500ルピー”

…お母さんに借りた本当に大切なお金を無駄にしてしまった。

ショックでショックで、涙がでた。

それからは、私は宝石に関することを一生懸命勉強した。

そして2度目の挑戦にマーケットに向かった。

2度目の時の私は、妙に落着いていて冷静に周りを見る事ができた。

なぜかブローカーの心の中まで見え、慎重にブローカーを選ぶことができた

交渉がうまくいった。その時私は確信した。“運命の仕事“だと・・・

その当時宝石のバイヤーは、殆どがインド人だった。

インド人はグループで仕事をしているらしく、買い取る値段も皆で、決めているようだった。

もっと違う業者を探しに五つ星のホテルに行ってみることにした。

そんな高級ホテルは初めてで、右も左もわからない私は、それらしき人、

宝石関係者を探し、その人の後ろに並び、そのひと人について行った。

ホテルの部屋の前にはたくさんの人が並んで順番を待っていた。私も並び順番を待った。

しばらくすると私の番がきた、バイヤーはヨーロッパ人だった。

苦労して手に入れた20ピースの色石を置き、希望の金額を言ったら、すべて買ってくれた。

うれしかったが、渡されたのはお金ではなく、ただのメモの書いた紙だった???

驚いて質問してみたら、この紙を一週間後に持ってきたら、お金を支払いますと言われた、一安心した。

 

その次の日も仕入をしてホテルに行った。

今度は香港人のバイヤーだった、また簡単に売れた…

多分私の売る値段は安いようだが、損をしなければいいと思っていた。

そして三度目のバイヤーが日本人、

私が日本で仕事をするきっかけとなった人物だった。

1979年その人の招待で初めて日本に行くことになった。

到着したのは大阪の空港だった。

日本での滞在期間、出会う日本人に親切にしてもらった。

そしてみんな真面目で優しかった…その時に決心した。

“運命の仕事”を日本で始めようと。

追伸:お母さんから借りたお金は、1年後にきちんと返済しました(^^;)

なぜ安く販売でき、レアな商品が多いのか

準備中です。公開をお待ちください。

事業を通じてお客様に何を提供したいか

準備中です。公開をお待ちください。

 

その他の社会活動について

今現在私は、宗教法人アッサラームファンデーションの

イスラム教のモスクの代表役員も努めております。

そのような関連から、困っている人を助けたいと思う気持ちが非常に強いです。

東日本大震災の時もイスラムの信者と福島で

スリランカカレーの炊き出しを行いました。

インドネシアの災害の時も、シリアの混乱の時も

恵まれない子供たちの為に、少しずつですが

信者と共に寄付を続けております。

これからも自分達で出来る支援活動を行っていきたいと思います。

並びにもうひとつの活動として

一般社団法人ジャパン・ハラール・ファンデーションの

理事も兼任しております。イスラムの人たちが安心して

食事できる食材・レストランを調査してハラール認定する機関です。

これから開催されるオリンピックにむけて、日本にも

たくさんのイスラムの外国人が訪れます。

その方々の食のサポートをして本当のハラールとは何か

本当のイスラムとは何かをメディアも通じて発信していき

社会活動に貢献できればと日々頑張っております。

将来の展望・希望

準備中です。公開をお待ちください。